2017年50冊読破目標の19冊目です。
堀裕嗣先生の『教師が20代で身につけたい24のこと』(明治図書 2016)読破です。
本の表紙に「10年後の自分を考える!」とありました。10年後のことを考えて、20代のうちに身につけておくべきことが、この本の中にあった24のことだと思います。
言葉は違えど、Y先生から教えていただいたことと似ていることもありました。しかし、この本を読まないとわからないこともたくさんありました。
特に勉強になったことは以下のことです。
・仕事は全てが繋がっている。その繋がりの全体像の把握に近づけ。
・子どもの発達と成長を見極められなければ自分の仕事の評価はできない。
・集会で前に立つと、子どもたちの自分への評価がわかる。
・日本人にとってのコミュニケーション能力を身につけろ。
・場の雰囲気にチューニングを合わせたり、場の雰囲気を共有する力を持て。
・成長と成功の違い。成功ではなく、成長する道を進め。
・少し大がかりで、少し大雑把な1年間の研究テーマを1つだけ持つ。
・他者に対する想像力をもつ 。
例えば、なんで集会で前に立つと自分への評価がわかるのか?といった詳しいことまで書いてありましたので、とてもわかりやすかったです。
発達と成長の違いなど、知っておかないといけないこと、言われてみれば確かに!となるけれど、そもそもそんな違いを意識したことがないこと、そんなところにまで考えが及ばなかったということを教えてくれているところが特に勉強になりました。上に箇条書きにしたことの多くはそういうことです。
- 作者: 堀裕嗣
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 2016/01/28
- メディア: 単行本
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