2017年50冊読破目標2冊目。
新海誠さんの『秒速5センチメートル』(メディアファクトリー 2007)読破。
昨年、大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』の作者の新海さんの作品である。
アルバイト先の友達から、この本の名前を聞いたときに読んでみたいなと思っていたところ、大学の図書館で見つけたため、読んでみた。
秒速5センチメートルというスピードはサクラの花びらが落ちるスピードらしい。
両想いだった小学生の貴樹と明里が中学生になると離れ離れになってしまう。それぞれがそれぞれの場所で新しい出会いと恋をしながらも、心のどこかにはお互いを思っている。小学生から社会人になるまでの貴樹を中心にしながら物語は進んでいく。
第1話・第2話まではまとまっていたと思うが、第3話に入ると、展開の仕方が第2話までとはちょっと違うなと感じた。
この本の中にある1文で「この世界は今も発見と冒険に満ちている」という表現がよかったなと感じる。
次は、『君の名は。』を読んでみたいと思う。
小説・秒速5センチメートルA chain of short stories about their distance (ダ・ヴィンチブックス)
- 作者: 新海誠
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2007/11/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る