523 なんで、中学校の社会科の先生を目指しているのか?

先生になろうとした動機は何ですか?


教員採用試験では、書類か面接、またはその両方でほぼほぼ確実に聞かれることです。


合格者の答えを雑誌等で読んでいると、例えば、中学校の先生になりたい人は、中学生の時に出会った先生に影響されてみたいなことを書いています。ほとんどの回答がそうです。


私は中学校の先生を目指していますが、別に中学校の先生に影響されたわけではありません。


しかし、教師になりたいなと思ったのは中学生の時です。


当時、私は社会科が大好きでした。50枚ほどの学年でしたが、私=社会科というイメージを持たれるほど、大好きだったですし、雑学的な知識も多く持っていました。


しかし、ほとんどの友達は社会科が嫌いだったのです。そんな友達が、自分が感じているような社会科の面白さや楽しさを感じてくれればいいなと思いました。社会科が好きな人が増えればいいなと思いました。


思えば、これが教師を目指した原点です。私は、日本史が大好きだったので、大学の2年生までは、中学校の社会科よりも専門的に教えることができる、高校の地理歴史科の日本史の先生を目指していました。


中学校の免許は取れるので、一応取っておこうという感じでした。


しかし、大学3年生で参加した学習支援ボランディアの活動先の中学校で、Y先生と出会い、子どもたちと出会い、中学校の先生になりたいと思うようになりました。


Y先生には授業をやらせていただいたり、道徳のことを熱心に教えていただきました。道徳の授業をやりたいなと思うようになったことも、中学校の教師を目指そうと思った理由の一つです。


そして、教科指導以外に何をしたいのかと聞かれると、温かい人を育てたいということです。人の中の温かさを育てたいと言ってもいいかもしれません。


ざっくりいうとこんな感じですね。

522 スタート

今日から専門学校の講座が始まりました。


試験の合格を目指して、問題をゴリゴリ解いていったり、徹底的に暗記していくのかと思いましたが、そうではありませんでした。


もちろん、このようなこともしたのですが、例えば、日本国憲法の中の普通教育と義務教育はどう違うのか?や、社会科(政治的分野)の中の衆議院の優越は、そもそもなぜ優越を認める必要があるのか?といったようなことも教えてもらえました。


特に、社会科の講座は一般教養向けの講座でしたが、そうなんだ!と思うこともありました。


上に書いたような、衆議院の優越があるが、そもそもなぜ優越を認めないといけないのか?といったことは、問われてみないと考えたこともありませんでした。


机に座って先生の話を聞くなんて高校生になった気分です。大学ではあまり聞いていなかったので。


1時間半集中力が持つかな?と思っていましたが、今日は短く感じました。他の講座はどうなのでしょうか?


明日からも頑張って行きます。


521 17冊目『ブルーサーマル03』

今日は朝から専門学校で教職教養の長崎県型模試を受けてきました。


教職教養は、やっているところは確実に点数になっているのですが、やっていないところはこんなに悪いのか!と言うくらいダメでした。一般教養はほぼ満点でしたが、問題の相性が良かっただけかなと言う感じです。


明日から始まる講座でしっかり勉強していくので、そこまで今回の試験の結果は気にしないようにとは思っていますが、点数にため息が出ちゃいます。


とりあえずは、切り替えて明日からの講座を頑張りたいと思います。


さて、試験が終わった後、近くの書店に立ち寄ると、ずっと探していた漫画の最新刊がありましたので、購入しました。


2017年50冊読破目標の17冊目です。


小沢かなさんの『ブルーサーマル03』(新潮社 2016)読破です。


この漫画は思ったよりもハマりました。主人公の女の子が長崎県出身という設定で、彼女が話す長崎弁にも読んでいて親しみが持てます。


グライダーに乗っても、1人で自由に空を飛べたら気持ちいいんだろうなと思います。そんなことを思っているから、この漫画にハマったのかもしれません。


3巻はあまりますがしい話が出て来ず、ストーリーが先に進んでいっていました。グライダーが動力なしで空を飛べる仕組みがだいぶわかってきました。


わかってはきたのですが、実際にやってみると、漫画のようにはならないんだろうなとも思います。


これで発売中のものは全て読み終わりました。4巻が5月に出るみたいですので、楽しみに待とうと思います。


520 定義を一言でズバッと!

中学生が使っているある教科書会社の地理の教科書から本文を引用します。


(引用開始)

アメリカ合衆国の工業をになっているのは、世界中に進出している多国籍企業(多国籍企業は太字)です。多国籍企業は穀物メジャーなどと同じく、進出先の国の経済や社会に大きな影響を及ぼします。また、豊富な資金を使って新しい製品や技術を開発し、外国から使用料などを得ています。

(引用終了)


中学生の教科書ですから、多国籍企業がどんなことをしているのかがわかりやすくまとめられています。


しかし、多国籍企業とはズバリ何なのかは書かれていないと思います。


授業で生徒に説明するときに、わかりやすい例などを用いて、多国籍企業がどんな企業で、何をしているのか、普通の企業とは何が違うのかを説明することは大切なことでです。


しかし、それと同じくらい、多国籍企業の定義付けを行うことも必要だと考えます。つまり、多国籍企業とはなんなのか、その定義を一言でズバッと言えることが必要だと考えます。


そのためには、よく調べて、情報の取捨選択(整理)を行わなければなりません。


教科書の記述はわかりやすいのですが、わかりやすいがために、だらだらと長い説明になっているものが多いと思います。


調べてみると、多国籍企業とは、2カ国以上に生産・販売拠点を所有または支配して、世界規模で活動する巨大企業とありました。


2カ国以上で生産・販売を行う企業。これくらいでいいのではないのかな?と思います。


それが、今の自分にできるかといったら、ほとんどできていません。採用試験対策で作っているノートは参考書並みの長さで定義を書いています。


定義を一言でズバッと言えるようにもっと勉強と整理が必要です。そして、そもそもノートとは何のために取るのかを考えなければいけないなと思いました。


もしかしたらこの話、明日に続くかもしれません。

519 専門学校へ

10日から教員採用試験の対策講座を受けに、専門学校に行かせてもらうことになりました。


行くではなく、行かせてもらうのです。細かいことかもしれませんが大切なことです。


決して安くない受講料は両親が出してくれました。もちろん、試験後にアルバイトをして返金する予定です。


久しぶりに講義を受けることとなります。1日1.5時間の3コマが週に3日です。それが6月までです。途中で気持ちが切れないように、そして、体調を崩さないように10日からまた頑張ります。


517 16冊目『ブルーサーマル02』

2017年50冊読破目標の16冊目です。


小沢かなさんの『ブルーサーマル02』(新潮社 2016)読破です。


この漫画の最後には13冊の参考文献が載っています。


この漫画を書くにあたって、小沢さんはこれだけの本に目を通し、自分の中にある漫画のストーリーと結びつけているのだなと思いました。


漫画を読破記録に入れるのはずるいんじゃない?とよく言われますが、学ぼうと思えば、漫画からも学べるのです。


もちろん、よし、学ぼうと思って読むのではなく、純粋に楽しんでいます。読んでて、へぇ!と思ったことを覚えておくのです。漫画からの学びはこれくらいでいいと思っています。そうでないと、漫画を楽しめません。


さて、1巻、2巻を通して、なぜグライダーが長時間、長距離にわたって空を飛べるのかの仕組みや、上空での人間の体と地上での人間の体が感じることにどんな差があるのかといったことなどに、へぇ!っと思いました。


これらの中には、飛行機に乗った時に確かめてみたいこともありました。


始めて飛行機に乗った時は怖くて仕方なかったのですが、今は普段見えない世界を見れる面白い乗り物だと思っています。


第3巻も楽しみです。