544 道徳的諸価値のみで道徳の授業づくり

今日は専門学校で、小学校の先生を目指す人たち向けに道徳の模擬授業の講座がありました。


長崎県でも数年前に、小学校の先生の教団面接(模擬授業)が道徳だったそうです。それを意識してのことだそうです。


私は中学校の先生を目指す人のコースですから、この講座には参加できないのですが、講師の先生にお願いして、同じ資料を使って道徳の模擬授業をつくり、昼休みの時間に観ていただきました。


実際に教団面接で出された課題を使って、講座をされるとのことだったので、同じ課題をいただきました。


課題は以下のようなものでした。


第1学年(小学校)の道徳科で「友情」についての授業を行います。

導入場面を想定して、児童の関心や意欲を高める授業をしてください。


課題として与えられたのはこれだけです。実際の試験では、この課題に従って20分で授業を考えて、5分程度実際にやります。


他にも、同じ文章で、第2学年に「善悪の判断」、第4学年に「礼儀」、第5学年に「公正公平」という課題もありました。


資料がない中で、例えば「友情」という道徳的価値をどう教えたらいいのか。ここが1番の悩みどころでした。


この場合、頼れるのは教師(自分)の友情に対する考え方だと思いました。友情とは何か?なぜ友情が必要なのか?どうしたら友情が芽生えるのか?こういうことに対する考えが大切になってきます。


また、学習指導要領の記述も大切です。小学校学習指導要領の第1・2学年の友情については、「友達と仲良くし、助け合うこと」と書いてありました。これも意識しなければなりません。


私は中学校の教師を目指していますが、せっかくだからと思い、小学1年生を想定した授業を作ってみました。


昼休みに講師の先生に授業プランを見てもらうと、様々なコメントをくださり、勉強になりました。


そのコメントの中で感じたことは、自分が小学1年生だから簡単に簡単にと思って作った授業でも、ハイレベルだったということ、教団面接で求められているものと現場で求められているものは違うなということです。


特に後者は、やはり、面接は適正を見るためのものですから、試験のための授業にならざるをえないんだなと感じました。しかし、それでも求められている力は現場に出るまでには持っておかなければいけない力なので、そこらへんでは共通しているのかなとも思いました。


3つは20分で授業のねらいと授業展開を作れたので今月のサークルにレポート化して持っていけれるようにします。


公正公平は、難しく、考えるのに時間がかかり、授業のねらいまでしか考えきれなかったので、これは頑張って授業展開を考えてレポート化したいと思います。


543 夏の匂い

今日から5月です。


日中は気温が高い日が続いており、だいぶ夏に近づいてきたなと感じる日が増えてきました。


季節には匂いがあると思います。

春には春の匂い、夏には夏の匂いがあると思うのです。


さらに、その中でも、夏の朝の匂い、夏の昼の匂い、夏の夜の匂いといったように、時間によっても匂いは変わると感じています。


ちなみに、天候によっても匂いは変わります。


この匂いが春から夏の匂いに変わってきたなと感じるのが最近です。


さて、教員採用試験まで、残り2ヶ月半。大事な時期に入ってきました。まずは明後日の模擬試験に向けて頑張りたいと思います。

542 剣道の指導

今日は母校の高校へ剣道の稽古に行ってきました。


朝の8時半からと聞いていたので7時に起きました。こんな早く起きるのは久しぶりでした。


道場に行くと、もうすでに稽古が始まっており、高校生の時はこんなに早く起きていたのかと思いました。


さて、高校生の基本稽古中は顧問の先生と様剣道の指導などについて話をさせていただきます。


このような話は、顧問となって指導するときのことを考え、基礎基本のことを中心にお聞きしています。


例えば、正しい面打ち、正しい構え、正しい素振りなどです。


どれも一度は教わったことです。しかし、その時は、正しいの重要さに気づいていませんでした。正しさよりも強くなりたいと思っていました。


しかし、今は試合に出ることはないので強くなることよりも、正しさを基礎基本から求めることにしています。


ぼんやりとした理解や体の感覚から、正しさを言葉で説明でき、さらに自分が竹刀を構えたときにそれを体現できる。これを目指しています。


剣道が強い人はこうなったら、相手からこう打たれると言うのを説明できます。しかし、それを言葉にしたり、文字化している人は多くはありません。


だから、多くの人はわからないのだと思います。稽古の積み重ねで考えたり、工夫したりする中でわかるものだと考える方も多いような気がします。


私は、そうではなく、教えて強くする指導を行えるようになりたいと考えています。そのために言葉での説明と自身が竹刀を構えて体現できることが必要なのです。


知ると考えられるようになります。工夫できるようになります。そのために、まずは正しい基礎基本を知ること、正しさい構えや打ちを面をつけたときにできるようになることが必要なのです。

541 反応

昨日、専門学校で教師力向上ゼミがありました。


テーマは不登校のことについてでした。


たまたま、一昨日の佐世保教師塾でN先生から適応指導教室にご勤務されていた時のお話があり、不登校の子どもたちの様子や、ご勤務の中での実際について教えていただいたばかりでしたので、良いタイミングでした。


いつも通り、個人でテーマについて考えをまとめた後にグループでの話し合いになりました。


グループでの話し合いの最後に時間が余ったので、N先生からお聞きした話の一部をグループのメンバにも話しました。


グループ活動以外では話したことがないメンバーもいて、このような発言をするのはどうかな?とも思いましたが、話してみました。


すると、話が終わった後に1人の女性から「ありがとうございました」と声をかけられました。


反応がなくてもいいかなと思っていたので、たった一言でしたが嬉しかったです。


私と話したことがほとんどないにも関わらず、声をかけてまで感謝してくれる彼女がすごいなと思いました。

540 20冊目『命はどうして大切なの?』

2017年50冊読破目標の20冊目です。


大野正人さんの絵本『命はどうして大切なの?』(汐文社 2015)読破です。


命について考えが私の考えと同じところ、似ているところがあったなと感じました。


なぜ、命は大切なのか?と聞かれた時の今の私の答えは以下の通りです。まだまとまりのないものですが、文字にしてみました。


『自分の命は自分の命だけでできていない。自分が今日まで生きてこれたのは、動物や植物、魚介類など、別の命をもらって食べてきたから。自分の命を粗末にすることは、その命をも粗末にするということ。そして、生まれてから今日まで自分を育てくれた親や、成長を喜んでくれた家族、支えてくれた周りの人の想いを無にするということ。自分の命には多くの命が関わっているから。』


絵本ですが、内容は濃いなと思いました。


まだまだ命に対する考えが甘かったり、浅かったりするのですが、丁寧に読み込んで、そして、いろんなことを考え、調べ、この絵本を中心にした道徳の授業を作りたいと思います。


命の大切さを教える道徳を作ろうと思ったのは初めです。軽く考えず、丁寧に丁寧に時間をかけででも頑張りたいと思います。


命はどうしてたいせつなの? (こころのえ?ほん)

命はどうしてたいせつなの? (こころのえ?ほん)

539 佐世保での学び

昨日、今日と2日間佐世保で現役の小学校、中学校の先生方の勉強会に参加させていただきました。


昨日はサークルでした。

学んだことは以下のことです。

・なぜ小学校では鉛筆を使わないといけないのか。

・いじめられている子に教師が「大丈夫?」とか「どうしたの?」と声をかけても、97%ぐらいの子は「大丈夫です」と言う。

・整っていることが荒れの防止へ繋がる


その他、道徳の授業実践レポート、学級・学年通信(通心)、昨年度1年間の通信集をいただきました。まだ、全ては読めていませんが、読んで勉強させていただきたいと思います。


今日は教師塾でした。

N先生からは不登校の子が通う適応指導教室を管轄する市の機関にお勤めになられた時のお話がありました。

私も大学生時代、この適応指導教室にボランティアとして関わっていました。

お話の中で、適応指導教室に通う子が本来通う小学校、中学校の先生がプリントも持ってこないし、連絡も入れてこないというお話がありました。

また、適応指導教室は自分で自分の殻を破る挑戦ができる場であるということも教えていただきました。


忘れないようにしたいのは、適応指導教室に通っていても、本来は担任する学級にいる子、担当する学年にいる子、勤務する学校にいる子。そういう意識を持ち続けること。当たり前だけど、当たり前だと思わず、意識すること。です。


Y先生からは、道徳の授業を実際に行うときに使える10の技術と題したお話と道徳の授業づくりの演習がありました。


10の技術で1番勉強なったのが、「余った時間をどうするか」です。

教育実習の時に、道徳の授業をすると、ワークシートを集めてしまっても3分ぐらい余ってしまいました。校長先生から50分間をきちんと使うことというご指導をいただきました。

感想を名前を伏せてダンラムに紹介することで、2分でも、3分でも、余った時間に応じて調整ができるというのが、この技術です。


演習の方では、Y先生が提示された資料をもとに発問や授業の流れを考えました。発問や少しの流れは浮かんだのですが、「いや、まてよ」、「あ、でも、この発問をしたらこうなるか」のように、発表する前に考えたので発表しませんでしたが、参加者で意見を出し合うことから考えると、発表しなければいけなかったのと思いました。


来月も2つの勉強会が楽しみです。

538 初参加

今日は、初めて教育サークルへ参加しました。


専門学校が終わって、高速バスに飛び乗り佐世保へ向かいましたが、10分ぐらい遅れてしまいました。


このサークルは小学校、中学校の現場の先生方が参加されるサークルです。


教師塾とは異なり、お互いがお互いの学級通信やレポートにコメントをするのでそのコメントからも学ぶことができます。


知らないこともたくさん知れました。具体的には、整理して明日以降に書きたいと思います。


私の質問にも答えていただき、とても勉強になりました。


次回はレポートを持参したいと思います。


初任者などの若手教師に必要なこと。

聞く(聴く)力・尋ねる力・走る力

勉強になりました。