655 5分間トークの経験

大学生の時に、中学校研修に参加していました。


研修を担当していただいていたY先生の授業の中では、5分間トークをさせていただいていました。フリートークの時もありましたが、学習用語を説明する時もありました。


例えば、『経済特区』『フェアトレード』『政党』などです。


朝から中学校にいき、Y先生から、『今日は〇〇について、説明してね』と、テーマが与えられます。


最初の方は、私が説明に使う言葉が、難しすぎて、うまく説明できませんでした。また、私が5分間話すだけの一方通行でしたし、話自体も面白くなく、話術もなかったので、生徒は面白くなかったと思います。


この5分間トークを繰り返す中で、様々な自分なりの工夫をしていくようになりました。例えを使ったり、生徒とのやりとりを取り入れたり、クイズを出したりなど、様々です。うまくいったかではなく、工夫をしようと頭を使っていたことが、模擬授業構想に役立っていると思っています。


5分間トークでは、限られた時間(朝から授業の時間まで)の中で、生徒にとって、わかりやすい説明を意識していました。


模擬授業も、テーマを与えられて、限られた時間で、生徒の興味を引き、わかりやすい授業を行うことが求められています。


今、苦手なテーマでも、短時間で模擬授業構想ができ、実演をできているのは、この5分間トークをしてきた経験があるからだと思います。


Y先生に感謝です。