2117 通知表下書き提出日

今日が通知表の下書き提出日でした。中学3年生を担任していますから、卒業式の日程上、1・2年生よりも速い提出日が設定されています。学年末の通知表は、総合所見、行動の記録、出欠席の記録、学校行事や生徒会活動などの記録、道徳の所見を書いたり、記録したりします。この中で時間がかかるのが総合所見と道徳科の所見です。毎年、早めに書き始めようとか、夏休みなどからちょくちょくネタをストックしておこうとか考えますが、考えるだけで終わってしまいます。結局、今年も期日前の3日間くらいで書き上げました。ただ、逆に言うと、総合所見も道徳科の所見も3日間くらい集中すると書き上げられるのだなと感じました。ちなみに40人学級です。

 

基本的には今年もちゃんと全員の総合所見を困らず書けるだけ見れていたなと思いました。ただ、全員同じ濃さのエピソードがあったかと言うと、そうではありませんでした。個別のエピソードの濃淡は、40人一人一人との関わりの問題なので、この点は来年度以降の課題でもあります。

 

さて、中学3年生は、高校入試の出願用に調査書を作成します。ここにも総合所見を記載しますから、通知表用の所見を書く前に既に一度、総合所見を書いています。この総合所見の語尾を変え、記載した時期以降の様子を付け加えるだけでも通知表用の所見は完成します。それで良いという方もいます。教科による授業時数の違いや分掌の業務、生徒指導の発生頻度、家庭の事情など様々な面で考えると各自が置かれている状況や使える時間には差がありますから、これを完全に否定するわけではありませんし、今回、自分も部分的に活用しました。ただ、多少の追記事項があっても、調査書の全てを語尾を変えるだけで転用した文章は、生徒や保護者が読んで嬉しいかな?と疑問に思います。自分が書いた文章ですが、ちょっと冷たさを感じます。それはきっと文章の読み手が高校の先生だからだという理由からだと思います。調査書の総合所見は、合否決定の判断材料として用いられるという側面が強いため、淡々とした文章になるのだと思います。通知表の総合所見は、生徒や保護者を喜ばせるために書いているわけではありませんが、多くの生徒や保護者は、なんて書いてあるのかな?と大なり小なりの楽しみをもって読むのではないでしょうか。それに応えたいなと思うのです。所見を書くのであれば、私としては、血の通った文章を書きたいなと考えています。年1回ですし。ただ、働き方改革のもと、このような考え方は少数派になっていっているような気がします。別にこれは今の私の考え方、スタイル、スタンスなので皆さんもそうするべきだとは思わないですし、来年の今日の考え方はもしかしたら変わっているかもしれません。それぞれで良いと思います。