2093 忘れたくない反応、表情

不登校傾向の生徒が別室登校しました。中3ですから入試を控えています。過去問を解いた解答用紙を見ましたが、8割程度正解しています。この調子でいけば、試験当日の問題でも同じ程度の正解率になると予想できます。しかし、本人的には、解けない問題があることがとても不安のようです。そこで空き時間に数学の問題の解き方を解説しました。

 

私は、社会科の教員ですから、難しい問題は自信がないのですが、この子がつまづいていたのは正負の分数の計算と根号の計算、簡単な図形の問題だったので対応できました。

 

30分ほど解説をしながら解き方を教えるとすぐに理解し、解けるようになりました。解けずにモヤモヤしていたものが晴れるたのだと思います。「あ、わかった!」とすごくいい笑顔で嬉しそうでした。このような反応を見たのは、久しぶりでした。この反応、表情を忘れないようにしたいと思います。

 

社会科の授業では、ついついあれもこれも知ってほしい、考えさせたいと欲張ってしまい、その結果、駆け足になったり、生徒の実態に合っていない少し高度な授業をしてしまうことがあります。このようなじゅぎょうになるときは、授業創りの段階で、教師である自分の思いが優先されているときです。そういう自分の授業を改めて反省する機会になりました。