2496 教室で本を読んでいると

今日の授業は3コマで、全て公立校呼応の入試対策を行いました。ネット上に無料公開されている公立高校の問題のうち、3分野を1つずつ15分程度で解かせ、解説をして、間違った問題や悩んだ問題を復習させるという流れです。解説の際には、①教科書や地図帳のどこに書いているのか②選択肢や正解に関連する知識は何かを確認しながら進めています。特に①については、今後、試験を控えている生徒ほど、教科書をしっかり確認しています。まぁ、当たり前ですが。しかし、既に進学先が内定している生徒の中にも「○○、社会教えて~」と言って、意欲的に学んでいる生徒もいました。しかもこれが、授業後の休み時間だったので、少し驚きでした。空き時間は、3コマでした。個別の支援計画を保護者に確認してもらうため、引継ぎ事項などを明記し、起案の準備を行いました。また、入試対策プリントと自習プリントの作成、週案の記入、提出物の評価を行いました。

 

さて、最近は朝読書の時間や給食後の昼休みに本を教室で読んでいます。現在は①池井戸潤さんの『俺たちの箱根駅伝 上』②中野信子さんの『科学がつきとめた「運のいい人」』のどちらかを気分によって読み分けています。昼休みは、給食後に教室に残っている生徒と話をし終えるとそのまま教室で読むこともありますし、職員室に戻って読むこともあります。あまり意識していなかったのですが、②の本は、今日、初めて教室に持って行ったことが生徒の反応や声かけで分かりました。ある生徒が読みたいと言ってきたので、昼休みに貸していました。また時間があるときに読みたいとのことだったので、土日に読んで、貸そうと思います。①の本もそうですが、他クラスの生徒も含めて、私の読んでいる本が気になるようです。きっかけは何であっても、本に興味を示すのは良いことです。来年度は、学級文庫に私物の本を入れようかなと考えています。