2495 人権の研究発表
今日も朝から降雪、路面の凍結があったので、学年主任に送っていただきました。
授業は3つでした。午後は外勤だったので、空き時間は1コマでした。この時間で、明日以降の授業で使用するプリントの印刷と別室登校の生徒との面談、給食を食べ終えるところまで行いました。途中、調理実習をしていた学級の生徒が出来たお菓子を持ってきてくれたので、今日もたくさんもらって食べました。担任ではないのに、本当に優しい生徒たちです。
さて、午後は市内の中学校で人権の研究発表がありました。参観したのは縦割り班活動で、2年生が主体となって会を進めていました。人権学習と平和学習の発表があり、その後、縦割りで構成された小グループでの交流、教室内での全体共有がありました。2年生の進行のもと、よく意見が出されながら、交流・共有が進んでいました。生徒だけでこれだけ進められるのはすごいなと思いました。授業後、10分間、参観した教師と生徒との交流がありました。これも面白い取り組みで、教師が実際に生徒に感想を述べたり、質問をしたりする取り組みでした。生徒は、参観した先生から直接感想を聞いたり、質問されたりするので、どんな感想が聞けるのか、どんなことを聞かれるのか、とても興味津々な表情でした。私は、授業を公開した次の日の朝学活で、研究協議の際に出た感想や質問などのうち、生徒に伝えらえることは、伝えるようにしています。その時の表情は同じようにとても興味津々な様子です。公開授業が終わった後は、1年生の帰りの会を参観しました。その中で班で週目標に対する反省会をしていました。私も同じようにやらせていますが、この学級の生徒ほど意欲的には行えていません。参観した帰りの会の中で生徒たちが意欲的にこの活動に取り組めていたのは、①個人での反省を全員が述べていること②5段階評価をして、その理由を述べる形式にしていること が影響していると思いました。来年度からは特に②を取りいれようと思います。
全体会の教師のみのグループ協議で、この研究を2年間行ってきて、例えば、いじめなどの問題は無くなったののかというストレートな質問が出ましたが、それはないようです。まぁ、そうだよねという感想です。帰りの会の様子や、帰りの会が始まるまでの自由時間など、生徒が素を出せる時間の発言や生徒同士の関わり方を見ていましたが、1年生ということもあり、これからだよねと言う感じでした。
研究自体は、特活的な要素もあり、とても面白かったです。中学校で継続的に縦割り活動に取り組むことの利点がよくわかりました。
校長先生のあいさつ、研究主任の先生の機長提案の中で、教師の多忙感が増さないように、2年間、指導案は書かなかったという点、発表のための研究にしない、何か一部でも、見に来てくださった先生方の参考になれば良いと思ったという話には大きく納得しました。