2021年50冊読破目標の4冊目です。
米澤さんの『満願』『インシテミル』を読んでから、ミステリーの面白さを知りました。ということで。それ以来、米澤作品を読むようになりました。
各章の謎の答えを読んだときに「う~ん、ちょっと期待外れかな」と思うことがありましたが、最後に本全体の謎が解けるときに「なるほど~」と思わされました。
Iターンというテーマについて考えさせられます。過疎化や財政悪化がす進んだ都市で1つの町や村を維持することがどれだけ大変なことか。もし、それをしないでいいならば、どれだけ財政が楽になるのか、そんなことを考えさせられるテーマ性のあるミステリーだったと思います。
次の米澤作品を読もうと思います。そして、そろそろ他の作家のミステリーにも手を出したいと思います。