1783 メモするに値する発言をできるようになること

昨日の出水中学校での師匠の講義についてです。


何度か聞いたお話もありました。初めて聞いたお話もありました。しかし、講義中、初めて師匠のスライドではなく、参加している先生方の表情を見ていました。もちろん、はじめて聞くお話もありましたから、その時は自分の学びを優先しました。


まず、私のように定期的に学ばせてもらっている人間に対して、新しい提案をし続けることができることが師匠のすごいところです。県外、市外で交流のある実践家の方も常に新しい提案をされています。そういう人に触れ続けたいと思います。そして、いつかは自分もそうなりたいと思います。


さて、講義中の先生方の様子ですが、多くの先生は熱心に聞かれていました。新しいものを見聞きした表情、大きくうなづく仕草、iPadや紙にメモを取るなど、大人が外から見てわかる反応をはっきりとしていることに気付きました。そして、その反応をさせることができる提案を師匠はされているんだなと思いました。


それは、特にメモを取る価値のある講義であることはすごいことだと思います。興味がないもの、メモしなくてもいいやと思う内容ではなく、新しい認識を得られたりしているのだと思います。


参加者の反応はその提案の評価を素直に表しているなと思いました。


こういうことから、人の前に立って講義や話をするとはどういうことか、そんなことを考えました。

 

その1つが上で書いた、メモを取る価値のある発言やプレゼン、提案ができることだと思います。


私も分科会で、参観した授業に対する代案を提示したり、意見を述べたりしました。授業をされた先生がメモを取りながら聞いてくれていることに驚きましたが、正直に嬉しかったです。


まだまだ、学びも実践も不十分です。しかし、この反応は、発言した方にとってみれば嬉しい反応だなとも思いました。この1回の体験に浮かれず、これから先を見据えて、学びと実践をより積み重ねていきたいなと思いました。