1522 サークル例会①

佐世保教育サークルの例会に参加しました。参加者は私を含めて5名です。


会の様子です。


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始まる前の師匠との会話で社会科の鎌倉時代の授業の話。


師匠の授業での発問

承久の乱はあったほうが良かったのでしょうか?無い方が良かったのでしょうか?」


考えることの面白さを感じる。社会科の教員でもうーんと考える発問ではないだろうか。


「知的な面白さ」を感じた。考えたくなるという気持ちの前に勝手に頭が動き始めているのを実感した。


面白い。


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ここからは発表順に。


今日のスタートは師匠が発行されている学年通心から。


もしかしたら、通心のネタは探し出せば見つけられるかもしれない、と感じるものもあるが、そのネタへの目の付け所や、ネタを通して語られる師匠の考えの部分が読んでいて面白いと感じる。A4の紙にタイトルを除いたらほぼぎっしりと文字の通心である。絵や写真はほとんどないのに、見た目の印象とは違いすらすら読める、読みやすい文章。しかし内容は心にひっかかる。すらすら読めても、内容がするすると頭の中からなくなってしまうものではない。ここが師匠の通心の面白くすごいと体と感じる。


書く人の考えや思っていること、感じたことなどが書かれている文章は読んでいて面白い。だから次を楽しみに待つのだと思う。


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次にA先生の小さな道徳の授業と校長通信。


佐世保の大規模校の校長先生でありながら、週に1本の小さな道徳をつくり、学校の共有ファイルに入れられているとのこと。サークルが始まる前の時間に土日にも付き合いなどがあり、県外に出ることが多いと話されていたのに、週に1本の授業をつくられているらしい。私も、もしいつか校長になることがあったら、A先生のような姿勢を大切にしたいと思った。私はつくっても月に1本。何倍ものペースと量でつくられている。それでいてある一定以上の質を保たれている。すごい。


校長通信の中の阪神淡路大震災の記事から。

1995年1月17日に起こった大震災。2011年3月11日の東北大震災に比べて忘れられつつあること。私が生まれた2ヶ月後の大地震。生まれてはいても、記憶はない。(当たり前だが)そんな自分がこの日に子どもたちに何を語れるのか。この地震の日、実際に報道番組を見て、社会の様子を感じていた先輩の先生達がどんな話を子どもたちにするのか、どんな文章を出すのか、何を伝えたいと願うのか、そこから学ぶことは多いし、学ばないといけないと思う。


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本当は他の先生方のレポート等から感じたことや学んだことも書きたいのですが、またそれは明日書きます。