1437 26冊目『蜜蜂と遠雷』

2019年50冊読破目標の26冊目です。


恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』(幻冬者 2016)読破です。


この本が出版された時に買おうと思っていましたが、書店で本の厚さと本をパラパラとめくった時に、1ページに文章が2段で書かれていたため、ちょっと買うのを躊躇った記憶があります。


映画が公開され、それをみに行きたいなと思いました。せっかくなら原作を読んでからと思い、今回購入して読みました。


読んでみると、思ったよりも早く読み進められました。


ピアノコンクールの物語でしたが、同情人物が弾くピアノの音の表現の仕方が具体的で、かつ、それぞれの違いがわかるように文字で表現されていたことがすごいなと思いました。


ピアノの音や音楽って、こうやって文字で表現するんだなとも思いました。


明日、映画を観に行くつもりです。「映像化不可能」と言われてきた作品です。私も読みながら、このピアノの音を表現している部分をどう映像化して、映画を見る人に伝えるんだろうなとか、この表現をどういうふうに映像化するだろう、このピアノの音の違いって映画の中で出せるんだろうかと思いました。明日がとても楽しみです。


自分の頭の中で鳴っていた音と映画館で聴く音が一緒なのか、それを確かめる楽しみもあります。


感想はまた明日書きます。


蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷