1358 印象に残った2組のお客さん

飲食店のアルバイトで印象に残った2組のお客さんの話を書きます。


【1組目】

提供した商品が美味しかったそうで、お茶を注ぎに行く度に「本当に美味しいです!」と言ってくれました。その表情を見る度に、本当に美味しいって思ってくれてるんだろうなと感じる心からの笑顔になってくれていました。お客さんのこういう表情を見るのが大好きです。お客さんに笑顔になってもらいたくて頑張っている自分がいることを再認識させてもらいました。どんなに頑張っても時給は変わりません。しかし、時給の額では語れないやりがいがあります。それが、私にとってはお客さんの笑顔なのです。だから、サービスの仕事が好きなんだと思います。お客さんの表情はサービスや店に対する評価だと思います。


【2組目】

絶対に忘れられないお客さんになりました。今日の私の勤務はディナータイムから閉店片付けまででした。閉店間近の時間は、片付けをやりながらサービスを行います。今日、最後に来てくれたこのお客さんは、スタッフの片付けの様子をみて、早くでないと行けないと思ったのだと思います。お母さんと子どもさんのお客さんでしたが、ゆっくり食べている子どもさんに早く食べなさいと急かし、バタバタと慌てて店を出ようとレジまで来られました。ポイントカードに「ポイントをおつけします」といったときも、「あぁ、でも、もう締めていませんか?」とこちらのことを考えて受け取る権利のあるポイントを放棄されようとしました。もちろん、ポイントはおつけしました。帰りに「すみません。最後までゆっくりと残ってしまって。」と言われて帰っていかれました。

ものすごく心が痛みました。ゆっくりして何が悪いのでしょうか。閉店までまだ時間があるのだから、なにも悪いことはしていません。それなのに、悪いことをしたと思い、本来ならばゆっくり食事を楽しむべき場所で、不快な思いをさせてしまいました。そういうことをスタッフ側はしてしまいました。本当に申し訳ないことをしたなと思います。


いろいろ考えた1日でした。でも、2組目のお客さんのことがあったので私は今日の営業は失敗だったと思います。


自分にできることがあったのに、行動に移せなかった自分もだめでした。


また同じことをしないでいいように、どのお客さんにも1組目のお客さんのような笑顔になってもらえるように次の勤務からを頑張ろうと思います。


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二次試験(小論文)まで残り10日です、