アルバイト先の新人さん教育の話です。
Aさんは、様々なことを教えるたびに、メモを熱心に取られます。
本当にできるようになりたいと思われているようです。わからないことは一つ一つ聞いてくれますし、普段の会話からもできるようになりたいという思いがよく伝わってきます。
さて、この熱心なAさんに対して、「大切なことはメモを取ることではなくて、取ったメモを整理することですよ」というお話をしました。
丁寧にメモを取る人、綺麗にメモを取る人ほど、見直しや整理をしなくなるのではないかと思います。もちろん、全員がそうではありませんが。
綺麗なメモ、丁寧なメモですから再度まとめ直しをしなくても、その場でとったメモが綺麗に残っています。しかし、綺麗なメモを取るのには時間がかかります。勤務時間中は、体を動かして、実際にやってみることが1番勉強になるのです。
その時間を丁寧なメモをする時間に奪われては勿体無いと思うのです。
メモは帰りのバスの中や帰ってからちょっと見直した時に、わかる程度の記述でいいと思うのです。むしろ、そういうメモ術を身につけないといけないと思っています。
退勤後に勤務中にとったメモを5分だけ見直すだけでも、頭の中が整理されます。
時間外労働といわれそうですが、5分、10分だけでいいので今日の勤務でとったメモや今日した業務のやり方を整理する時間があってもいいのではないのかなと思います。
それが自分の成長にもつながりますしね。成長するとできるようになることが増えていきます。できるようになることが増えていくと、仕事が楽しくなると思います。
最後は、ちょっと話がずれました。