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1164 素材発見力を高める

道徳教育(明治図書出版)5月号の鈴木健二先生の連載からの学びです。


この月の鈴木先生のページのテーマは「素材発見力を高める」でした。


教材を開発しようとすると、まず教材になる可能性のある素材を発見しないといけません。


素材はそのまま授業で使うことはできません。目の前の生徒に合わせて、授業で使えるように加工することで教材となります。これが素材と教材の違いだと思っています。


つまり、素材を発見しないと開発教材はつくれないのです。だから、素材を発見する力を高めることは大切なことです。


身の回りにあるものや出来事を素材として捉えられるようになるためには、鈴木先生は「目の前の現象を当たり前のこととして受け止めない感覚を持つことが大切」(p.83)だと書かれています。


同じものを見ていても、素材として捉えられるAさんとBさんは何が違うのかというと、この感覚を持っているか、いないかの違いだと思います。


しかし、簡単なことではありません。この感覚を持つためには具体的にどうしたらいいのか、何をしたらいいのか、私なりに考えたことは3つです。


1つ目は「なんでも素材になるという意識を持つこと」です。「身の回りは素材であふれている」とも言えます。これは、鈴木先生がよく言われていることですが、この意識がないと、身の回りにあるものや、普段目にするもの、たまたま遭遇した出来事をよく見ないと思います。見なければ、スルーしてしまい、素材として発見することはできないでしょう。


2つ目は「ちょっと立ち止まること」です。足を止めて立ち止まることで、いろんなものをスルーすることがなくなると思います。足を止めると「ちょっと見る」ようになります。ちょっとでも、立ち止まれると目の前の出来事やポスター、広告などが素材として捉えられるようになると思います。


3つ目は、私の師匠が佐世保教師塾でお話しされましたが、自分の中に生じた「いいなぁ」とか「おや?」、「あれ?」、「えっ?」、「なるほど」という感覚を大切にすることです。自分の中に生じたちょっとした心の動きを意識することで、目の前のものや出来事を素材として捉えられるようになります。


昨日までにも書いたように、1ヶ月に1つの小さな道徳授業をつくることを目標にしています。目標という名の義務ですが。すると、最低でも12の素材を発見しなくてはなりません。なかなか簡単なことではありませんが、今回の学びをヒントに身の回りのものや出来事をよく見て、様々な素材を発見したいと思います。