966 クラスで親友に出会えるのはラッキーなこと

先日読破した菅野仁さんの『友だち幻想』の中に、以下のようなことが書いてありました。


(引用開始)


クラスで本当に「こいつは信頼できるな」とか、「この子といると楽しいな」という、気の合う仲間というものと出会えるということがあれば、それはじつは、すごくラッキーなことなのです。そういう友だちを作ったり出会えたりすることは当然ではなくて、「とてもラッキーなこと」だと思っておいたほうが良いことは多いような気がします。


(引用終了)


これを読んだ時に、なんだか自分の中でスッキリしたような気がしました。


私は、友だちは多くありません。親友と呼べる人もいません。小学生の頃にはいたのですが、その子が転校して、しばらくすると連絡も取り合わなくなりました。その時は、携帯もスマホ無く、手紙のやりとりだけでしたから、不思議ではないのですが。


周りの子たちは、あの人とあの人は仲良いなと、みてわかるくらい仲が良い人たちがたくさんいました。今もいます。


大学に入るときも友達をちゃんとつくらないといけないなと思っていました。これが結構疲れました。


だから、「学校のクラスで親友と出会えたらラッキー!」という菅野さんの言葉には、確かにそうだよなと思えました。


学級経営もこれくらいの気持ちでいいような気がします。


全員仲良くとか、全員友達なんて無理でしょう。お互いに協力できるチームであったらそれでいいような気がします。