943 佐世保教師塾①

佐世保教師塾に参加してきました。


前回はいつだったかな?と思うくらい久しぶりの開催だと思います。


今日はY先生が道徳について3つのテーマで演習を取り入れながら話をされました。


テーマは以下の3つでした。

①命を見つめる日

②道徳授業づくり8か条

③『手品師』で道徳読み


いろんなことを考えたり、感じたりしました。今日はその中の一つを書きたいと思います。


②のお話の時に、「基本形を受け入れる」というものがありました。これは、副読本などについている指導者通りに1回やってみるということです。やってみて、本当にその流し方では盛り上がらないのかなどについて実感をもつ必要があるということでした。この実感がオリジナルの力を感じるベースになるのだそうです。


このベースがあるオリジナル授業と、ベースがないオリジナル授業は質が違うのだそうです。私は、まだそこは判断できないのですが。


自分自身も、この基本形をやったことがないままオリジナルを求めているのが現状ですので、どこかのタイミングできちんと学んで、実践しないといけないなと思っています。


また、授業を観たり観られたりすることが大切だというお話もありました。他人の授業を観ることの大切さは、観ないとわからないことがあるからです。指導案にあるペアワークは、どんなことをするのか、どのような指示を出しているのかなど、観ないとわからないことがあります。指導案などの資料だけで学べることには限界があるのだと改めて思いました。


授業を観られるのは、自分では気づかないことに気づかせてもらえることや、観られるということがわかっていれば、授業をする前に準備を念入りにするということでした。


私の場合、若手や初任という立場になるでしょうから、先輩方、上司に観られるわけです。子どもたちに対して真剣であることはもちろんですが、先輩や上司に観られるという意味でも、手抜きやごまかしを許さない状況を自分で作れます。


こうすることで、より真剣に授業に臨めると思いました。


また、授業前後に授業実践についてや同じ資料でどう授業を作るか、同じ資料をどうみるかについて、誰かと話をすることはとても面白いと思います。自分自身も面白いと思いながら授業の準備や振り返りができることも良い点だと考えました。