2017年50冊読破目標の25冊目です。
有田和正先生の『有田式 調べる力を鍛えるワーク』(明治図書 1990)読破です。
有田先生のことを知ったのは、大学三年生の時です。残念なことに、すでにお亡くなりになられており、一度もセミナーなどに参加することはできませんでした。
それでも、有田先生のご著書からは、様々なことを学ばせていただけていると思います。
この一冊は、見開き1ページにイラストがあり、次の見開き1ページに約20問から約30問の問題があり、次の見開き2ページから3ページにギッシリと解説がありました。
なんで、そんなところに疑問を持てるのか、どうしてそんな疑問が浮かぶのか、目の付け所というか、見ているところというか、全く足元にも及びません。
そして、問題が面白いと思いました。例えば、以下のような問題です。
・卑弥呼はパンツを履いてたか?
・農民たちが合戦でしたアルバイトは何か?
・平安時代の貴族の家にトイレはあったか?
・鎌倉時代の武士の家が畳ではなく板張りなのはなぜか?
・大名行列に加わっている武士が途中でトイレに行きたくなったら、どうしていたのか?
こんな問題を出されたら、考えたい、調べたい、なんでただろう?となると思います。
社会に出れば、答えのない問題がたくさんあります。その時に、調べる力は必ず役に立つと思います。主体的、対話的で深い学びと表現されるアクティブラーニングにもつながるものがあると思いました。
現場に出るまでに、もっと有田先生の本を読んで勉強しようと思います。