野口芳宏先生の『利他の教育実践哲学』の中に『無財の七施』というものが書かれていました。
『無財の七施』とは、仏教の教えで、財がなくてもできる七つの施しという教えだそうです。
七つの施しとは以下のものです。
一、眼施(優しい眼差しを施す)
二、和顔施(和らいだ笑顔を施す)
三、言辞施(優しく温かい言葉で)
四、身施(体を動かして助ける)
五、心施(常に慈愛の心を施す)
六、床座施(席を譲って楽を施す)
七、房舎施(宿を供して癒し施す)
お金がなくても心次第でできることはたくさんあると思います。それぞれがどのようなものか、深くはわからないのですが、( )の中を見るだけでは、誰にでもできるのではないかなと思いました。
今の世の中にも通じる教えだと思います。優しさや温かさ、人を思う心を行動や形あるものにしているところがいいなと思いました。
『無財の七施』実践していこうと思います。