今日は弟が成人式に参加している。
目の前の弟の姿、容が変わるわけではないが、もう、成人かと考えるとなんだか不思議な気持ちである。という、兄の私も成人したのは2年前であるから、まだまだいっちょまえに弟のことをどうこう言える立場ではない。
さて、大人と子どもの違いは何か。つまり、成人する前と後の違いは何かを今の私なりに考えてみた。
2年前の市長さんの話で唯一頭に残っていることがある。
(始まり)
道にゴミが落ちていたら、そのゴミを拾える人になってください
(終わり)
たったこれだけしか頭には残っていないが、思い出すと、すぐにこの一文が浮かんだ。社会をよくしていくのが大人の役割の一つだということを教えてくれたのだと勝手に考える。また、その視点を持ってくださいというメッセージなのだろうと、これまた勝手に考える。
成人前は社会という大きな枠組みよりも、もっと身近な周りの人、例えば親や兄弟、地域の人、学校の友達のことを考えた行動が取れていれば、それで充分だと思う。しかし、成人後は、そこに日本や世界、社会、世の中をよくする、またそれらのためになることをするということが求められるのだと考える。
ゴミを拾うことは誰にでもできる社会を良くすること、社会のためになること。だから、まずはそこから始めてみてはどうか?というようなメッセージなのではなかったのかなと考える。
さて、今の自分は道に落ちてあるゴミを拾えているだろうか。振り返った時に拾えていないなと思う。
良い機会である。今日から少しずつでも社会のためになることを進んでやっていこうと思う。