50冊読破目標44冊目です。
中村健一先生の『学級担任に絶対に必要な「フォロー」の技術』(黎明書房 2012)読破です。
中学校研修でお世話になっているY先生にフォローの大切さについて教えていただきました。
昨年、1度読んだ本ですが、読んでみると、昨年読んだところとは全く別のところに付箋がつきました。
それは、昨年と今では、フォローについての課題意識が違うからだと思います。
再読してみて、今までの自分はフォロー=褒めること、フォロー=叱ることという浅い理解の中でしか捉えていなかったなと実感させられました。
再読する中で、以下のように自分の中に落としました。
フォローとは、子どもたちへの気遣いや、子どもたちの不安を取り除くものであること。そのために褒めたり救ったりすること。それが、子どもたちが力を十二分に発揮させることに繋がること。
また、優れたフォローをするために、子どもたちを見る目を鍛えることが大切であるということ。そのために子どもを見る視点を持っておくことが役に立つこと。さらに、教師が非言語的なサインに敏感になること必要であること。
フォローの理解が少し深くなったように感じます。しかし、その分、奥の深さを感じました。
簡単に褒めたり叱ったりするだけではより良いフォローにならず、そんなことをしても子どもたちの力を十二分に発揮させることができないと思いました。
まずは子どもを見る目を鍛えるところからしっかりとやっていこうと思います。

- 作者: 中村健一
- 出版社/メーカー: 黎明書房
- 発売日: 2011/12
- メディア: 単行本
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