410 39冊目・40冊目 2冊の2代目漫画

50冊読破目標39冊目・40冊目です。


池本幹雄さんの『BORUTO巻の二』(集英社 2016)

満田拓也さんの『MAJOR2 1』(小学館 2015)

読破です。


どちらも、私が小学生から中学生ぐらいの時に読み始めた漫画のナルトとメジャーの2シリーズ目の作品です。


落ちこぼれから忍里のトップの忍者になったナルトの息子のボルトと、メジャーリーガー茂野吾郎の息子の茂野大吾が主人公となって始まる漫画です。


ボルトも大吾もお父さんがあまりにもすごい人であるため、周りの人から、彼ら自身もすごい2代目なのだろうなという目で見られています。しかし、それは彼らにとって苦痛でしかありません。


有名人の子どもが幸せかといえば、そうではなく、むしろ苦しんだり、悩んだりしている面が多く描かれています。しかし、そんな息子たちも父を知る人や出会った人たちと話す中で少しずつポジティブな方へ向かっていくのだろうなと思えました。


父が有名な人でも、息子は息子。周りが父がこうだから、その息子もと思うのではなく、父は父。子は子という目を持ち、その子たちの良さや頑張りを認めてあげることが大切だなと感じました。こう感じれたことがこの漫画からの学びです。


学びと言っておきながら、もちろん純粋に漫画を楽しんでもいます。


メジャー2はすでに続きが発売されているのでまた読みたいと思います。ボルトの方はまた巻の三の刊行を待ちます。