375 道徳の授業実践①

今日は大学のある講義の中で40分間の時間をいただき、教職課程の2年生30名に対して、道徳の解説付き模擬授業をおこないました。


『マナー』という行動自体ではなく、マナー守ろうとする心を大切にして欲しいと思って作った授業でした。


資料はACジャパンのCMに出てくるワンフレーズとJRのポスターです。


解説付きというの以下のようなことを要所要所で説明しながら授業を進めていくというものです。これは、完全な模擬授業ではなく、現場で教えてもらっていることや今、勉強していることを話しながら授業をして欲しいという教授のご指示によるものです。


①どんなことを授業中に意識しているのか

②授業は全員参加をさせなければならない

③全員を参加させる方法

④この授業を作ろうと思った理由

⑤資料の出処

⑥新学習指導要領とその解説に書いてあること

⑦本時のねらいと主題観


大まかに言えばこのようなことです。


私の解説付き模擬授業を受けた後輩の感想をいくつか紹介します。


・マナーは強制されるという考え方が出たが、自分が自らやるものもあると思うので、反対の意見のの発表を聞いて色々と考えるものがあった。


・全員が主体的に参加できる授業作りをできるように、知っていることがあればもっと教えて欲しいと思った。


・今回の授業を受けて、マナーは守るものという意識よりも守ることがみんなの気持ちが良くなるものという意識に変わった。


・自分とは反対の意見を持っている人の発表を聞いて、納得するところもあったし、深く考えるところもあった。


・全員参加というテーマのもとで、全員が発言できるような環境づくりの大切さが学べました。また聞きたいです。


・人のことを考えて行動することがマナーであるという考え方が素敵だと思った。


他にも、多くの後輩から勉強になりましたという感想をいただきました。また、細かくメモしてくれている後輩もたくさんいました。


彼らが何か得るものが1つでもあったならば、よかったなと思います。