349 佐世保教師塾

毎月1回、Y先生とN先生が講師をお勤めになられる佐世保教師塾が開催されています。


今日も参加させていただきました。


今日はY先生が前々回からお話になられている『教師力向上のための100のキーワード』の中から15個ぐらいのキーワードについてのお話と、あるポスターを使って道徳の発問を1つ考えるという演習をされました。


塾の中で、Y先生が、「若手に対して伝えたいことは文字に書けない」と言われました。書けないため、口頭伝承しなければならないということです。


このことについて、参加者がまとめたレポートを読むのではなく、実際に塾に参加してお話をお聞きするということの意義があると思います。


セミナーや研修などでも一緒ではないでしょうか。実際に足を運んで、本人の口から発せられる言葉を聞くことで、文字では表せれない、口調や力の込め具合を感じ取れ、本人の思いのこもった言葉を聞くことができます。これを聴くのと、文字化されたレポートを読むのでは、たとえ、同じことを話して(書いて)いても、感じることが違うのです。


だからこそ、時間を使ってでも、少し予定に無理をしてでも実際に足を運んで聴くことが大切だと考えます。(私は時間に余裕がある大学生ですので、無理はしてませんが)


また、道徳の発問をつくる演習では、参加している他の先生方や、同じ大学生が考えた発問を聞くことができました。


自分にはない視点での発問や、自分にはない発問の仕方を聴けることはとても勉強になります。特に、同じ大学生の発問は興味を持って聞いています。


これも、この塾のいいところだなと感じます。


今日は参加者が16人ととても盛会でした。初めて来られた方が次回も参加されるといいなと思います。

また、もっと多くの方に参加していただきたいです。特に、大学生は参加することで学べることがたくさんあるはずです。