207 教材研究

明後日から始まる実習を前に、教材研究をしています。教材は歴史の教科書です。

実習では、古代の1番最初のところからを授業する予定です。

なんとか1回分の授業が出来上がりました。明日もう一度見直して、量に無理がないかや発問のレベルは高すぎないかなど見直します。時間をおいて見直すことに意味があるため、あえて明日、見直します。

私にとって教材研究はなんだか国語の勉強のような一面も持っています。これは私が言葉を知らなすぎるからです。例えば、今日授業を作ったページのタイトルは『生きぬく知恵』でした。生きると生きぬくの違いは何か。知恵と知識の違いは何か、そして、教科書の中にはどのような生きぬく知恵が出てきているか。こんなことを考えながら教材研究をしていると、まるまる1日かかりました。さらに、1番最後の文章には文明という言葉が出てきました。文明とは何かと聞かれた時にぼんやりとは答えられるのですが、それで中学一年生を納得させることはできません。この文明というものを説明できるようになるために3時間ぐらいかかりました。

1日という時間をかけても、まだまだいい授業にはなっていませんが、せめてあともう1時分授業を作っておきたいなと思います。