204 佐世保教師塾

第3回佐世保教師塾に参加しました。


今日はN先生の部活経営の講座とY先生の道徳の発問作りについての講座でした。


どちらの先生からも学ぶものが多かったのですが、1個ずつ紹介します。


N先生の講座では、学級経営と同じく、部活経営も理論ができれば、自分の専門の部活ではない部活でも教えられるということが提示されました。

これは、ぜひ早く実現してほしいと思います。私の専門は剣道ですが、剣道部がない中学校は決して少なくないはずです。6月1日から教育実習でお世話になる中学校にも剣道部はなく、別の部を指導することになりそうです。そして、実際に教師になってからもそのようなことはありえます。その時のためにも引き続き勉強していきたいと思いました。


Y先生の講座では、紹介された発問のうち、特に『値踏み(=道徳的価値づけ)をする発問』が印象的でした。

例えとして、学校の窓を割った3人の生徒がいました。1人は先生に謝りに行こうとする生徒、もう1人は黙っておこうとする生徒(あともう1人は忘れてしまいました)がいました。この3人のなかで1番悪いのは誰かな?と聞くのです。そこでは、生徒それぞれの道徳的価値による判断がなされます。

その判断の根拠を発表させると、他の人の意見や考えを聞くなかで、自分にない考えを発見できたり、自分だけでは気付けなかったことに気づいたりして深まるのではないのかなと考えました。


次回の日程も決まりました。4回目が楽しみです。