明日は研修先の中学校でお世話になっているY先生にお願いして1年生に地理の授業をてもらうことになっています。内容は南アメリカの1番最初のところです。
3月1日に私が中学校で行った歴史の授業に対して、Y先生から、「生徒の思考を刺激する発問がなかった」とコメントをいただきました。今回はこの思考を刺激する発問を時間をかけて考えました。
昨日のブログの中で、鷲田さんの本を参考に、思考をするために必要な土台として知識、情報、経験というものをあげました。
私もですが、私以上に中学生にはこのどれもが不足しています。でも、思考を刺激する発問を考えなければなりません。思考を刺激する発問は簡単に答えが見つかるものではいけません。でも、答えを見つけなければならないという発問する側も考えるのが難しいものです。発問する側の確かで豊富な知識と情報、経験の差でこの発問の良し悪しに差が出ると考えます。
さて、この発問に生徒が答えられるようにするためには、
①生徒のレベルにあった表現で発問を行う。
②教科書の資料をよく見て、資料をもとに考えれば答えられることを尋ねる。
③授業中に布石を打つ。
というようなことが考えられます。細かく言えば、もっとあるのでしょうが、私の今の経験から考えられるのはこのようなことです。
明日の授業で行う発問が、この思考を刺激する発問となるかは、授業を受けた生徒の反応や、授業を見てくださったY先生のコメントによりますが、まだまだ残りの時間で少しでもいい発問になるように最後まで頑張りたいと思います。