私の大学の附属図書館では、毎年夏休みに選書ツアーというものを開催しています。福岡県の大型書店に行き、1人5万円の予算内で自由に好きな本を選び、その本を図書館が購入してくれるというシステムです。去年の夏に私は参加しました。しかし、まだ読書にはまる前の時期だったため、選んだ本を改めて見てみると、あんまりおもしろそうな本を選べていないなと思いました。
購入してもらった本は下の写真のような選書ツアーコーナーに配置されます。
小説や歴史、教育、経済、恋愛もの、礼儀作法・マナー、詩集、料理の本など様々です。
さて、最近、このコーナーの本を見ています。何冊かは借りて読んでいるところです。
よく見てみると、菊池省三先生の『挑む』があったり、押谷先生の道徳の本があったりと、意外と教育の本も選ばれているんだなと感じました。というよりも、菊池先生の本や押谷先生の本を選ぶ学生がいることに驚きました。有名な先生方ですから、知られていたのかもしれませんね。
このコーナーに限らず、経済学部の大学の図書館ながら、意外と私の大学の図書館は教育本も充実しているなと感じることがあります。
しかし、教師を目指している学生がどれだけこれらの本を手に取ることがあるでしょうか。おそらく、多くの学生は図書館に足を運ぶことすらないでしょう。図書館の利用はレポートを書くときの本探しと、試験前の勉強だけという学生がほとんどです。
もったいないなと感じます。
教育書や、教育の雑誌については、勉強会や何らかの方法で友達や後輩にも紹介していきたいなと思っています。余計なお世話ですよね。でも、紹介したいくらい素晴らしい本だし、自分だけの中に置いておくのはもったいないと感じるのです。