私の「社会科」授業とY先生の「社会科」授業

今日、研修先の中学校で社会科の授業を実践しました。1年生のあるクラスで50分間授業時間をいただき、1週間使って作った授業を実践しました。

 

内容は歴史の中の「執権政治」・「承久の乱」・「御成敗式目」のところを扱ったものです。

 

大学の先輩、研修を担当してくださっているY先生、校長先生、ほかにも3名の先生方に御参観いただきました。

 

御参観いただいた先生方からは様々なご指摘をいただきました。

以下御参観された先生方からの感想やご指摘などです。

<良かった点>

・自分なりに工夫できていた

・使っているネタが面白かった

・落ち着きがあった

・中学生にわかる言葉を選んでいた

 

<良くなかった点>

・教科書の資料をもっと活用せよ

・借り物感があった

・これを教えたいではなく、楽しいことをしたいだけの感じがした

・知識は増やしていたが咀嚼していなかった

・自分の中の生徒のレベルの認識が高い。

・子供の実態がわかっていれば発問の仕方やアクティビティのやり方が変わった。

 

このほかにもさ様々なご意見をいただきました。反省点は多々ありますが、次に向けてまた頑張っていきたいと思います。

 

自身の反省としては結果的に時間が10分ほど余ってしまったこともありますが、それよりも授業を始めたばっかのときの生徒たちの目の輝きを授業の終盤まで保てていなかったことです。50分間生徒を集中させること(50分間授業に全員を参観させること)の難しさを感じました。

 

そのあと、Y先生が1年生の別のクラスで同じ授業内容で50分間の授業を見せてくださいました。正直使っているネタはすべて知っていましたが、それの使い方と授業の使い方、生徒の発言をうまく取り入れていく技術など多くの面で足元にも及んでいないなと感じました。このクラスでも本当は私がする予定でした。教室に入ると何人かの生徒が「今日、先生が授業をするんですか?」と目を輝かせながら聞いてきてくれました。私が授業をしたクラスの子たちもそうですが、この子どもたちの目の輝きがずっと続くような授業をできるようになりたいです。

 

Y先生の授業が終わった後、生徒から「え、もう授業終わり?」という言葉が聞こえました。楽しい時間はあっという間に過ぎるものです。この生徒にとっては社会科は楽しい時間なんでしょうね。わたしもこのような授業がしたい。そのためにも次に向けてまた頑張りたいです。