2459 夏休み19~22日目
夏休み19日目。朝から4年目の研修。市内小中の2~4年目の教員が集まり、小中4本の指導案検討。小学校の授業はよくわからないが、それでも授業者の思いや意図、授業者が何をやりたいか、何を教えたいのかを聞きながらアイディアを出した。大切なことは、授業者の思いやねらいである。それが学習指導要領から大きく外れていない場合、最大限に尊重しなければならないと思っている。それを意識せず、批判したり、あたかも自分が言っていることの方が正解であるかのように押し付けたりするようなコメントをしてはならない。4名の悩みや意見を聞きたいところが明確だったため、充実した3時間になった。
午後からは、学校に戻り勤務。明日発行する学級通信を起案し、学年フロアの教室・トイレ・廊下・階段を確認した。日程表を作成し、印刷した。その他、いくつかの仕事を片付けて14:45年休で退庁。夕方は、臨採の先生が教採一次に合格したので、そのお祝い。焼き鳥。おいしかった。二次も合格して、正規で採用されてほしい。
夏休み20日目。今日は振休。愛知教育大学の鈴木健二先生が平戸市の教育講演会で公演されると連絡があったので、行ってきた。演題は「学級経営の基盤をつくる道徳教育」だった。
80分があっという間に終わった。授業づくりの話ではないからといいながらも、演習があったり、小さな道徳の授業プランも紹介があったりと、セミナーと同じように進んでいった。学級経営について学びは2つ。
①子どもの成長を学級全体に波及させること
②人が良いことをしていると自分もやろうとする本能を人間は持っているということ。
佐世保まではそこまで遠くないと感じるが、平戸は遠かった。平戸で同級生やサークルの先生など多くの方と再会できたこともよかった。
夏休み21日目は、8月9日なので登校日。明日から閉庁日で部活動が無い。予定されていた駅伝の練習もできないので、急遽、今日、朝練がはいった。タイムトライアルを実施。前回よりもタイムが落ちている。昨日、卒業生が来て、喝を入れてくれたらしい。まぁ、その分、練習も熱が入ったようで疲労がとれていなかったのだろう。もちろん最大の原因は、自分たちの甘さだと思うが。普段、どれだけ甘えているか。それが明らかに結果に出ている。
職員朝会後、朝の会、リモートで平和集会、帰りの会。学年の平和担当なのでリモート配信室でサポートなどを行う。せっかくの登校日だったが、教室にいる時間は、朝の会と帰りの会くらいだったことが少し残念。間の休憩時間に2学期の学級委員を決める。男子は立候補が2名。それぞれと話をして、決定。女子がなかなか決まらず、全員を集めて話をした結果、1人が「やってみたい」と言った。自分の構想にあったメンバーだったので、出てきてよかったと思った。たぶん、これまでそういう立場をやったことはないのだろうが、やらせてみたいという気持ちはあった。本人が大変さの中に、充実感を感じられるように指導・支援しながら、やってよかったと思えるようにしたい。3学期からは性別の制限がなくなる。
午後は学年会が予定されていたが、主任が平和祈念式典引率のため、開催されなかった。研究で連携している小学校に移動し、小中合同研修。なぜか、班別協議の司会兼議長を事前に打診された。まぁ、若くて頼みやすいからだろうが。協議内容は、「情報モラル・デジタルシティズンシップの育成についての取り組みとアイデア」であった。小中の先生にそれぞれ意見を出していただき、まとめて2分で全体へ共有。それなりに上手く回せた。これも経験。定時で退庁。
夏休み22日目。今日は、本当に何も予定がないフリーな1日。朝から部屋の掃除をした。布団を干して、掃除機をかけて、シャツにアイロンをかけ、本やぷりんとを整理した。1時間ちょっと動いただけなのに汗だく。っシャワーを浴びたら、さっぱりして心地よかった。その後、かいていなかったブログを10日分くらい入力した。なかなか進まなかったが、とりあえず書き終えた。昼、暑かったが、体を動かすために外出。1時間くらい水分を取りながら、日陰の道を見つけてウォーキング。お盆休みの間にやらないといけないことをリストアップした。19日に検討していただく4年目研の指導案を修正した。まだ、完成ではないが、前回よりはすっきりしたかな。この研修で1番学びになっているのはシンプルさを追求することである。ただ、単にシンプルなだけではなく、洗練されたシンプルさを追求することである。単にシンプルな指導案は、初任者でも書ける。そうではなく、膨大な素材研究、教材研究、指導法研究をしながらも、それを濃縮し、シンプルなものとして提案することである。少し、寝かせてもう一回、確認しようと思う。