昨日、今日と愛知県の知多半島で行われた鈴木健二先生の合宿に参加して来ました。
昨日は「やる気を高める小さな道徳授業」を提案しました。
いつもサークルで開催しているセミナーでの提案とは違い、初めてお会いする方が多い中での提案でとても緊張しましたが、前に立って声を出すと、緊張が無くなり、提案を楽しめました。
さて、私の提案に対する参加者の先生方のコメントと鈴木先生からのコメントの一部を紹介します。
提案概要は下記です。
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主題:才能とはつづけられること(A4:克己と強い意志)
ねらい:羽生善治さんの「才能とはつづけられること」という言葉を知り、結果や成果がすぐにでなくても物事を続けようとする気持ちを高める
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<参加者の先生方より>
・授業を受けて、子どもたちはすごいなで終わってしまわないか。
・羽生さんは好きだから続けられたのではないか。宿題など嫌いなことでも続けないといけないことだったら続けられるか。
・「自分は才能を持っていると思いますか?」という発問があったが、授業の流れ的に才能を持っていると思っていても、持っていると言えない流れではないかと思った。
・小学校ではできない授業だった。
・継続しなくてもうまくいくことはある。ちょっとサボった後の方がかえってうまくいくこともある。こういった資料も提示して議論させ、自分なりの答えを出す授業展開でもいいのではないか。
<鈴木健二先生より>
・素材のインパクトがない。使い古されている。しかし、提示の仕方を変えると使い古された素材でも生きる。そこの工夫が必要。
・そもそもずっと続けられるか。
・続かないのが人間。どうやったら続くか。ここの具体的な事例が必要。続かない具体的な事例と交えながら、1回の小さな道徳で1事例ずつ取り上げ、1年間の中で何回もやると、自分にとって続けるとはなんなのかを深く考えさせられる。
コメントを受けて、なるほどなと思ったことや、そこは自分も考えて、この授業の課題だなと思ったけどその課題を乗り越えられなかったというものなど様々なことを思いました。
提案してみて、サークルで開催しているセミナー以外で提案することの大切さを感じました。
合宿の参加記は明日へ続くかもです。