944 佐世保教師塾②

昨日の佐世保教師塾で学んだこと、考えたことです。


今日は、資料『手品師』を使った道徳読みの実践演習についてです。


道徳読みというやり方は、受けている側(生徒側)としては、とても面白く感じました。


自分が発言する機会も多かったですし、他の人と意見交換をする時間も多かったからだと思います。


ただ、深く考えられるかとか、毎回このパターンだったら飽きないかだとかについては、もう少し考えないといけないことがあると思いました。


資料『手品師』は、批判されることが多いですが、道徳読みの教材としてはありだと思いました。


ただ、やはり現実的ではないこと、現実的な最適解は資料の手品師とは違うんじゃないのかなと思ったりもしました。


また、手品師の決断を誠実なものとみなした時、現実世界だったらその決断のために一生食べるものに困るかもしれません。


とは言いつつ、他の参加者の先生方の意見や考えも聞けて、なるほどなと思うこともありました。


毎回、このような勉強会で思うのですが、一つの資料について、参加者全員で考えたら意見交換をしたら、自分にはなかった視点を得られたりして、面白いです。


学校や仲の良い友達と同じことができれば、道徳の授業に限らず、授業を作るのが面白くなり、実践するのが面白くなるのではないのかなと思う最近です。


いつか、私の住んでいる町でもそういうことができれば良いなと思います。