935 22冊目『さかなのなみだ』

2018年50冊読破目標の22冊目です。


さかなクンの『さかなのなみだ』』(二見書房 2007)読破です。


魚の世界にも人間と同じようにいじめがあると初めて知りました。


狭い水槽と狭い社会、1匹(1人)がターゲットになる、ターゲットになっている1匹(1人)を誰かが救ったら、別の1匹(1人)がいじめられる。


共通するいじめの構造があるんだなと思いました。


さかなクンがいじめられている子に対して、「励ましたり、話しを聞いたりできなかったけれど、隣に誰かがいるだけで安心できたのかもしれません」と、一緒にいてあげたところがいいなと思いました。


いじめられている子に限らず、どんな人でも、そばに誰かがいるとホッとするのだと思います。



さかなのなみだ

さかなのなみだ