910 大江戸展

長崎県美術館で開催中の大江戸展に行ってきました。


歴史の教科書にも載っている、『洛中洛外図屏風』や鈴木其一の『風神雷神襖』、東洲斎写楽の『市川蝦蔵』、葛飾北斎の冨嶽三十六景 『神奈川沖浪裏』『凱風快晴』などの本物を間近で観ることができました。


教科書の写真では伝わらない、本物の大きさや細かなところの色使いや筆使い、人物の表情などを観ることができました。


何百年も前の作品が、今、私がいきている現代に存在するということがとてもすごいことだと思っています。


何百年前には、この作品の前に本物の作者が座っていたのかと思うと、その屏風を介して過去と今が繋がっているような気がしました。


何百年も前の作品が現存することで、このようなことを感じられるのだと思います。


大江戸展は5月27日までですが、明後日までで前期展が終わり、展示品の一部が展示替えになります。後期展では、歌川広重東海道五十三次などが展示される予定ですので、後期展にも足を運びたいと思います。