野中信行先生から『1週間のシナリオ』をいただきました。
野中先生が初任者の1週間を想定して作られたシナリオです。
とても具体的です。1週間の動きがよくわかります。
毎回思うのですが、大学でここまで細かく4月の大切さを教えてもらったことはありません。給食指導や日直の仕事の進め方、学級づくりを教えてもらったことはありません。
Y先生に会っていなければ、4月が大切だということにすら気づかなかったかもしれません。
自分から求めないと学べないことだと思います。
また、始業式前に用意しておく小物をまる付け用の赤ペン1本、セロハンテープ1つから示してくれています。このようなこともとても勉強になります。
初任をより具体的にイメージできます。
一番勉強になったのは、子どもたちに問われてわからないことがあった時の対応です。
このことについて、野中先生は以下のように書かれています。
(引用開始)
クラスのルールに関したことは、その子だけでなく、クラス全体に伝えていかなくてはならない。即座にわからないときは、「先生ははじめてでわからないから、学年主任の先生に相談してから答えるね」と答えればいい。
(引用終了)
あぁ、これいいんだ。と、思ったのが正直な感想でした。その場でなんでもぱっぱと答えないといけないと思っていました。
一度読みましたが、もう一度読み直したいと思います。