856 1週間のシナリオ

野中信行先生から『1週間のシナリオ』をいただきました。


野中先生が初任者の1週間を想定して作られたシナリオです。


とても具体的です。1週間の動きがよくわかります。


毎回思うのですが、大学でここまで細かく4月の大切さを教えてもらったことはありません。給食指導や日直の仕事の進め方、学級づくりを教えてもらったことはありません。


Y先生に会っていなければ、4月が大切だということにすら気づかなかったかもしれません。


自分から求めないと学べないことだと思います。


また、始業式前に用意しておく小物をまる付け用の赤ペン1本、セロハンテープ1つから示してくれています。このようなこともとても勉強になります。


初任をより具体的にイメージできます。


一番勉強になったのは、子どもたちに問われてわからないことがあった時の対応です。


このことについて、野中先生は以下のように書かれています。


(引用開始)

クラスのルールに関したことは、その子だけでなく、クラス全体に伝えていかなくてはならない。即座にわからないときは、「先生ははじめてでわからないから、学年主任の先生に相談してから答えるね」と答えればいい。

(引用終了)


あぁ、これいいんだ。と、思ったのが正直な感想でした。その場でなんでもぱっぱと答えないといけないと思っていました。


一度読みましたが、もう一度読み直したいと思います。


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