自分の場合、道徳はY先生の授業をはじめ、目標としたい授業やすごい授業に出会ってきた。だから、目指しているものがある程度ははっきりしているつもりである。
しかし、社会科は、目標としたい授業にまだ出会えていない。自分が目標とする社会科の授業との出会いを求める努力をしていなかったこともある。
こういうわけで、現在は、自分自身のこういう授業がしたいなという理想のもとで授業づくりなどを行なっている。目の前に生徒がいる状況になってくると、これが少し変わってくるのかもしれない。
なんでもそうだが、目標が定まっていると進むべき方向がはっきりする。そこに向かって進んでいくうちに、いろいろ工夫をしたり、うまくいかなかったことを修正したり、改善したりできる。
しかし、目標が定まっていないとどこに向かったらいいのかわからない。行きたい場所に向かっていたけれど、着いたのは全く違うところだったということにもなる。
道徳も大切。だけど、社会科の教員を目指しているのだから、社会科を疎かにしてはいけない。いや、疎かにしてはいないけれど、道徳ほど勉強しようという強い気持ちはなかった。社会科の授業に関する本は買っているけれど、読まないまま本棚にある。
これから少しずつ社会科の授業の勉強も頑張っていこうと思う。