717 本音を語ること

教員採用試験の面接で、1人の面接官から、「なんかねぇ、あなたからは、情熱みたいなものが感じられないんだよね」と言われました。


実際にそう感じているのか、この言葉での反応をみたかったのか、そこらへんはわかりませんが、面接指導を受けている時から、自分もなんとなく、こんな感じのことを自分に対して感じていたので、驚きはしませんでした。


面接調査票を書く時、面接指導で試験官役の先生とやりとりをするときに、自分がどう思っているかよりも、正解を求めてしまっていました。


本音よりも正しいことを答えようとしていました。だから、相手に話していることがうまく伝わらなかったと思いますし、相手が聞きたいことを私が話さなかったのだと思います。


このブログも最近読み返すと、自分が思ったこと、感じたこと、考えたことよりも、事実の紹介みたいな記事になっていました。このことは、昨日、一緒に飲んでいた2人も感じていたと言っていました。


いろんなことをいろんな人に教えてもらってきました。でも、それを素直に受け入れすぎたと思っています。悪く言えば、鵜呑みにしていたところも多くあります。


自分はどう思うのか、どう考えるのかの本音の部分をこれからは、もっと大事にしていこうと思います。


中学校で研修をさせてもらっていますが、まだ、若く、現場で働いている経験もないのですから、もっと理想や本音を口に出していきたいと思います。それが、ダメなことやまずいことだったら、周りの人が教えてくれると思います。


人にいろいろ言われてもいいです。本当に、自分が間違っていたら、批判された時に、違うよと言われた時に、その人の言葉がきちんと自分の中に入ってくるのだと思います。そして、それを受け入れられる謙虚さも自分はまったくもっていないわけではないと思います。


今、今までの自分よりも少しだけ変わろうとしている時です。周りの人を頼ることになるかもしれませんが、少しずつでも変わっていきたいと思います。


その第一歩として、少しずつでも本音を語っていきます。