705 34冊目『決断力』

2017年50冊読破目標の34冊目です。


羽生善治さんの『決断力』(KADOKAWA 2005)読破です。


この本を読もうと思ったきっかけは、愛知教育大学鈴木健二先生が、ご著書『道徳授業づくり 上達10の技法』の中で、この本からの引用を行なっていたからです。


鈴木先生が引用されていたのは次のようなことです。


(引用開始)

何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも挑戦するだろう。報われないところで、同じ情熱、気力、モチベーションを持って継続してやるのは非常に大変なことであり、私はそれこそが才能だと思っている。

(引用終了)


やっても報われないのに続けるというのは、本当に大変なことだと思います。私は、やってもやっても報われない中で、情熱や気力、モチベーションを保ち続けられることができるかな?と考えました。


今、自分が情熱を持ち続けられているのは、現場研修で、子どもたちと触れ、サークルやセミナーで、自分よりもはるかにレベルの高い人に触れ続けているからだと思っています。


また、教職を目指す同じ年齢の子たちと関わり続けられているからだと思っています。


しかし、根本的には、教師修業の中に面白さや楽しさを感じられているからだと思いました。


他にも、いろんなことを考えたり、思ったりしましたが、それはまた別の機会に書きます。


決断力 (角川oneテーマ21)

決断力 (角川oneテーマ21)