542 剣道の指導

今日は母校の高校へ剣道の稽古に行ってきました。


朝の8時半からと聞いていたので7時に起きました。こんな早く起きるのは久しぶりでした。


道場に行くと、もうすでに稽古が始まっており、高校生の時はこんなに早く起きていたのかと思いました。


さて、高校生の基本稽古中は顧問の先生と様剣道の指導などについて話をさせていただきます。


このような話は、顧問となって指導するときのことを考え、基礎基本のことを中心にお聞きしています。


例えば、正しい面打ち、正しい構え、正しい素振りなどです。


どれも一度は教わったことです。しかし、その時は、正しいの重要さに気づいていませんでした。正しさよりも強くなりたいと思っていました。


しかし、今は試合に出ることはないので強くなることよりも、正しさを基礎基本から求めることにしています。


ぼんやりとした理解や体の感覚から、正しさを言葉で説明でき、さらに自分が竹刀を構えたときにそれを体現できる。これを目指しています。


剣道が強い人はこうなったら、相手からこう打たれると言うのを説明できます。しかし、それを言葉にしたり、文字化している人は多くはありません。


だから、多くの人はわからないのだと思います。稽古の積み重ねで考えたり、工夫したりする中でわかるものだと考える方も多いような気がします。


私は、そうではなく、教えて強くする指導を行えるようになりたいと考えています。そのために言葉での説明と自身が竹刀を構えて体現できることが必要なのです。


知ると考えられるようになります。工夫できるようになります。そのために、まずは正しい基礎基本を知ること、正しさい構えや打ちを面をつけたときにできるようになることが必要なのです。