今日は久しぶりに中学校研修に行きました。
現場に出ると、様々なことにハッとさせられたり、生徒から元気をもらえます。
今日は午前中だけの研修でしたが、学ぶことが多かったです。
その中で、今日はY先生の社会科の中で2回話をさせていただきました。
1年生のあるクラスで10分、2年生のあるクラスで5分です。
この話の難しいところは、基本的に決められた時間、私がクラス全員に向けて話続けることです。
会話であれば、相手の反応があるので、お互いにボケたり、ツッコミを入れたり、相手の話に同感したりして、笑が起こったり、和やかに話ができるのですが、40人の前で話すときはなかなかそうはいきません。
だからこそ、話術を学ばないといけないのだと思います。
さて、今日、話をそれぞれのクラスでしたあと、それぞれ、生徒の何人かが言葉をかけてくれました。
このような言葉や、話中の生徒の眼差し、表情が本当の評価だと思っています。
1年生のクラスでは、話をしている時の生徒の表情はよく、真剣に聞いてくれていることが伝わってきました。しかし、1人だけ、どうしても顔を上げてくれない子がいました。どうにかして聞いて欲しかったのですが、ダメでした。話のあとには、1番最後にボケた、そのボケがなければよかったのにということを言われました。
2年生のクラスでは、子どもたちのリクエストに答えて、怖い話をしました。こちらは、だいぶ好評で、多くの生徒が、今日の話はとても怖かったとか、鳥肌が立ったというコメントをくれました。
しかし、2年生のクラスでの怖い話は、ある女の子が耳をふさぎながら聞いていたのでほどほどに怖い話にするか、あんまりしないようにするか、そこらへんも考えないといけないなと思いました。多くの子は怖い話を望みますが、そうでない子がいることも忘れないようにしなければならないなと感じました。
少しだけ話すときの間や例え、溜め、声の抑揚などを意識できましたが、なかなか難しいもので、思ったよりうまくできませんでした。
話術について勉強できたことも、いざ、やってみるとなかなかうまくできないものです。教師にとって、話術も勉強の一つですから、また頑張りたいと思います。