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467 後輩の授業

今日は、大学の教職課程の3年生3名が社会科と道徳の模擬授業をしましたので、参観してきました。

3人とも、社会科の教科書や道徳の自作資料をうまく用いて、それぞれ工夫のある授業を行っていました。

生徒役の発言を授業の中に生かそうとしていたり、フォローもきちんとしようとしていることがよくわかりました。

3人からアドバイスを求められたので、それぞれの指導案や、授業中に気になった点、同じ教科書の範囲や、道徳の資料を使って、私なら50分間でこのような授業をするという代案を示しました。

A君は自分の体験をもとにした資料で道徳を行いました。自分で資料を作る意欲が素晴らしいのですが、表現などが道徳の授業にふさわしくないものがありましたので、そこを指摘しました。また、目標に心情を高めるとありながらも、行動ばかりに目が向いた指導過程でしたので、そこを指摘し、同じ資料を使っての代案を示しました。

Bさんは社会科の地理の授業をしました。教科書を教えることを意識しており、発問など目の付け所がいいなと感じたのですが、授業中に使用した教科書の構成要素が本文と雨温図だけで、少なすぎるという点と、教師の説明の時間が長く、生徒の活動がほとんどない点を指摘しました。発問は良かったのですが、提示する段階が少し気になったので、Bさんが考えた発問をそのまま生かし、生徒の活動を意識した代案を示しました。

C君はファンキーモンキーベイビーズのヒーローという曲を使って道徳の授業を行いました。展開の後半で、父親をすごいと思ったことがないという生徒の答えを期待しながら、最後には父親に感謝の手紙を書くというところに無理を感じたので、手紙ではなく、一言メッセージ程度のものが書ける私なりの指導過程の代案を提案しました。

3人で指導者と生徒役をしますから、生徒役は2人だけですが、3人ともとても緊張していたそうです。しかし、今日の為に時間をかけて一生懸命準備をしてきたのだろうなということがわかりました。

実際にやってみると、うまくいかないこと、考えていた通りにはならないこと、まずかったなと思うことなどたくさんのことを感じると思います。私も、いつもそうです。

このように、熱心に頑張っている後輩の姿を見ることができると、私も負けていられないなと思えます。いい刺激をもらえます。また、後輩たちも、お互いに刺激し合えた1日だったと思います。

3人の授業を見ながら、代替案を作るのはとても難しかったのですが、なんとか3授業とも作ることができました。今日は、私自身の為にもなりました。

声をかけてくれた3年生に感謝です。