460 指導案の意義

先月の教職の講義の中で、『指導案の意義と必要性』と題した発表を行った班がありました。


聞いていて、なるほどなと思うところもありましたが、多くのところで、そうなのかな?と考えてしまうところがありました。


私は、指導案を書く意義、必要性は整理と可視化だと思いました。


指導案の中の単元観や生徒観、本時のねらい、本時の指導過程を文字化することで、自分の頭の中にあるものを整理できると考えています。整理できていると、生徒の予想外の反応にも対応がしやすいと思います。そして、授業が脇道に逸れても、元の道に戻ることができると思います。


また、文字化することで、頭の中を可視化できると思っています。そして、研究授業の場合には、授業者の考えや、発問の意図などが参観者にわかるようになると思います。


このようなことから、私は指導案の意義、必要性を整理と可視化だと思いました。


実際に現場に出るようになると、考えが変わると思いますが、今の所は、この2つです。