458 4冊目『君の名は。』

2017年50冊読破目標の4冊目です。


新海誠さんの『君の名は。』(角川文庫 2016)読破です。


昨日の熊本往復の電車の中で読破しました。


映画が大ヒットとなったことで有名な作品です。


映画を見に行きたいなと思っていたのですが、本があることを知って、先に本を読みたいと思っていたところ、大学の図書館に新刊として入ったので、借りて読みました。


映画のスクリーンに映し出されるものは新海さんが描く『君の名は。』です。それを最初から見るのではなく、本を読みながら、自分の中で『君の名は。』を描くことで、映画を見たとき、自分の中で想像した光景との違い、登場人物の声の違い、登場人物のイメージの違い、このような違いを楽しめます。


秒速5センチメートル』もそうですが、すれ違いが描かれているなと思いました。『君の名は』では、瀧と三葉のすれ違いが時間的、空間的に描かれていながらも、最後には一緒になるところがあった作品だと思います。


『君の名は』ではなく、『君の名は。』というタイトルになっていることがなんとなくわかったような気がします。


映画を見て、自分の想像の中の『君の名は。』との違いを楽しみたいと思います。