397 35冊目『また、同じ夢を見ていた』

50冊読破目標35冊目です。

住野よるさんの『また、同じ夢を見ていた』(双葉社 2016)読破です。

これまではタイトルや、パラパラと内容を読んで選んでいた本ですが、初めて作家さんの名前で選んだ本です。住野さんの『君の膵臓を食べたい』が面白かったので、この本も手に取ってみました。

本当に賢いけれども、友達がいない小学生の女の子が国語の授業で出た『幸せとは何か?』について、周りの大人たちやクラスメイトと関わりながら、その答えを探していくお話でした。

私にも友達と呼べる人がいるかは微妙なところです。最近、このことについてよく考えます。これについては、後日このブログで書こうと思います。

そんな私だからか、この作品の中にいくつか登場する『幸せとは…』という答えに、そうだよなと思えます。もちろん、それだけが全てではないのでしょうが。

あんまり書くと、ネタバレになりますから、その中の1つだけを紹介しようと思います。

幸せとは、自分が嬉しく感じたり、楽しく感じたり、大切な人を大事にしたり、自分のことを大事にしたり、そういった行動や言葉を自分の意思で選べること。

自分だけでなく、また、他の人だけでもなく、その両方を大事にできることが幸せであるというところがいいなと思いました。

また、同じ夢を見ていた

また、同じ夢を見ていた