中村健一先生によると、『フォローの基本は褒めること』だそうです。
最近、何を褒めるべきかを考えることが多いです。
何をというのは、例えば、テストの点数や試合の勝ちのような『結果』か、その結果を出すまでの『過程』かということです。その他にも、何かをやり出そうとしたことを褒めるということもできます。つまり、『始めたこと』自体を褒めるということです。
時系列で並べると、『始めたこと』⇨『過程』⇨『結果』となります。このどの段階を褒めるのが子ども達の次に繋がるかを考えています。
私は『過程』を褒めるようにしたいと思っています。
もちろん、『始めたこと』や『結果』を褒めることも大切ですが、その子が結果を出すために頑張ろうとした『過程』を褒めてあげることで、『結果』が悪くても、また頑張ろうという気持ちになれるのではないでしょうか。
テストの点数を上げるように努力した『過程』、試合に勝つために努力した『過程』、ここを褒めてあげれるようになりたいです。
昨日、ある生徒から、『俺、英語のテスト100点やったよ!』と嬉しそうに声をかけられ、ハイタッチを求められました。とても嬉しそうでした。
私のフォローは、『え、100点⁉︎すごいやん!』でした。これでも悪くはないはずです。しかし、これに、『〇〇がテスト勉強頑張ったからだよね!』など『結果』までの『過程』を褒めるような一言を付け加えてあげればよかったなと思いました。
『人は頑張りを認めてくれる人がいるから頑張れる。』昨日、O先生にいただいた言葉です。どんな小さなことでも、子ども達の頑張りを認めてあげられるようになりたいです。