303 温度差

中学校のバスケ部の練習試合に行きました。


新人戦が行われる会場で、試合では上位に行かなければ当たらないチームが集まって練習試合をしました。


部員の生徒たちともある程度の時間を一緒に過ごしているので、いろんなことを教えてくれたり、話してくれたりします。


その内容は、バスケの技術に関することや、彼らの好きなこと、授業に関する話、他の部員に対して思っていること、顧問の先生やコーチに言いたいけど、言えないこと、他にも彼らの中にある本音を語ってくれることもあります。


私が先生ではなく、大学生のお兄さん程度に見られているから、このようなことを話してくれるのだと思います。歳が近いからということもあると思います。


今日はある部員の生徒が、なんでバスケをしているのかを教えてくれました。それは、内申書のためだそうです。もちろん、これだけではないのでしょうけど。


他にも、試合中に。ある生徒に、試合に出たいやろ?と聞いた時に、いやー…。と首を振ることもありました。


きっと、彼らなりの本音です。これが悪いとはいいません。バスケをやる理由は人それぞれでしょうから。それに、彼らもコートに立てば頑張っているように見えます。しかし、私が表情などには出しませんでしたが、心の中で驚いたのも事実です。


しかし、その一方で、コートの選手に対して一生懸命に声を出して、応援している部員もいます。


でも、応援の声を出さない部員たちもいます。


この温度差をどう埋めるか、自分にできることを考えて頑張ってみたいと思います。