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197 やばい

『やばい』という言葉は便利だと思います。
肯定的な意味を持つ一方で、否定的な意味も持つからです。
また、様々な場面で使えるため、この3文字を知っていれば、様々なシーンにおいて困ることはありません。
肯定的な用法をあげるならば、例えば、ものすごく美味しいものを食べた時、かわいい子犬と出会った時、スポーツでファインプレーを見た時です。これらの時は、とっても美味しいとかかわいいとかナイスプレーとかの言葉を使わずとも、やばいの一言でこれらの気持ちが一緒にいる人の間で共有されます。
否定的な用法の例は、変な行動をする人を見た時とか、ちょっと怖い体験をしたときなどにあの人ちょっと変わっているよねとか、怖くて背筋が凍ったという言葉とイコール関係でやばいという言葉が使われます。

私もよく使っていました。しかし、最近は意識して使わないようにしています。このやばいという言葉を使わないで感動や恐怖などを伝える言葉のほうがきれいだし、素敵だと感じているからです。
そして、私自身の語彙力を鍛えるためです。というのは、年上の方と話すようになったときの反応がやばいという言葉しか思いつかないことが多いからです。友達ならまだしも、年上の方には失礼になります。だから、普段から使わないように意識しています。

ちなみにやばいという言葉は調べてみると、江戸時代の刑務所である厄場(やば)に行くことを表して、厄場行きからやばいという言葉が生まれたそうです。肯定的な意味を持ち出したのは1990年代だそうです。 

やはり、言葉の本質というか、本来の意味を知ったり、考えたりすると、自分が今使っている使い方でたは正しくないことが多いです。

やばいに頼らずに感動などを表現できるように語彙力や表現力を鍛えていこうと思います。