186 大学での出来事

今日は講義を受けて、大学の生協の二階で勉強をしていました。


すると、清掃員の方々が掃除をされにきました。

大学では学生が掃除をすることがなく、代わりに清掃員の方々が掃除をしてくださいます。

本当にありがたいことです。この方々のおかげで私たちがどれだけ勉強などに集中できることでしょうか。


さて、私が勉強をしている机をある清掃員さんが拭きに来られました。

私が使っている範囲のギリギリまで拭かれていました。

その時、台拭きが私の使っていたプリントに当たり、置いておいたところからずれてしまいました。

しかし、清掃員さんからの『ごめんなさい』の言葉はありませんでした。


言葉だけでは伝わらないかもしれませんが、この出来事だけでいろんなことを感じ、考えました。


〈感じたこと、考えたこと〉

①お金を払っているとはいえ、清掃をしてくれていることに感謝すること。

②プリントに当たったことに気づいてなかったのかもしれない。

③ごめんなさいの一言が欲しかった。

④こんなことを気にする私は人間として小さいのか。

⑤もし、当たったプリントが大切な書類だったら、私は何か言葉をかけていたか。

⑥何もなければ、私はその清掃員さんに『ありがとうございます』や『お疲れ様です』と声をかけていたか。


皆さんはどう思われますか。

私は正直、心の中で清掃員さんに『ごめんなさい』の言葉を求めていました。

しかし、この出来事の後にゆっくり考えてみると、私は⑥に書いたようなことをしなかっただろうなと思います。

ちょっと考えるだけで感謝の気持ちを持っていても、それを言葉や態度で表すこともせず、些細なことに謝罪を求めてしまう私がいたことに気づきました。気づいたのと同時に恥ずかしいですし、こんな自分にがっかりしてしまいます。

それは、心の底から本当に感謝していないからかもしれません。外からは綺麗に見える見た目の良い感謝の心だからかもしれません。


もっと人として成長していかなければならないなと感じる出来事でした。


それから今日の記事には関係ありませんが、このブログの閲覧数が6000回を超えました。

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