今日は大学の勉強会のメンバーと第二回模擬授業会を行いました。
私を含めた大学4年生の5人が教育実習で使う中学校の社会の教科書を使って授業を考え、実践しました。
5人以外には、同級生が2人と後輩の3年生が1人、大学の教授の先生とY先生に参加していただきました。
9時から17時半まで50分の授業と30分の授業研究を行いました。全員真面目に授業を考えて、お互いにたくさんの意見を出し合い、先生方にもアドバイスをいただき、有意義な1日になりました。
これは、大学の講義で行っているのではなく、勉強会のメンバー全員が行いたいと言って実現しました。Y先生も、教授の先生も、後輩もゴールデンウィーク初日にもかかわらず、参加していただき、本当にありがたかったです。
さて、私の授業は、やはり発問が難しかったなと感じます。だいぶ表現を和らげたり、内容を絞ってきいたのですが、それでも難しかったみたいです。そして、時間を間違ってしまって途中で終わらざるを得なかったのも、失敗したなと感じました。そして、指導過程にあった生徒の活動を忘れて、進めてしまったのでそこもよくなかったなと思いました。
さて、私の授業を受けていただいた方々からの講評です。
<友達と後輩から>
〇良かった点
教科書にきちんと沿って授業を進めていたので、生徒が参加しやすいと思った
クイズがあって、生徒が誰でも参加できると思った
授業前半の雰囲気がすごく良かった
板書が見やすかった
生徒が答えた時にフォローの言葉がすぐにあってよかった
自分はバスケ部だがそれを関係させたフォローの言葉があって嬉しかった
〇悪かった点
発問のレベルが高い(生徒の実態に合っていない)
漢字の書き順のミスと漢字のミスがあった
ある視点(本時では工業)に基づいて授業が進んでいたのに、最後にそこから離れた
前半のいい雰囲気が後半になかった(勢いが後半にかけて落ちていった)
例がわかりやすかったがその話が長くなりすぎていた
<Y先生方から>
・テンポが悪かった
・後半の盛り下がりは発問のレベルが高かったから
様々な意見をいただきました。出していただいた悪い点は頑張って改善しようと思います。特に発問のレベルは去年からなかなか改善できていないのが正直なところなので、もっと勉強しようと思います。
私も他の授業者の授業に対してコメントを言ったり、代替案を提示しました。この授業会のいいところは、1つの授業に対して多くの人がコメントを出すことで、授業者が自分の授業がどう感じられているのかをしれたり、代替案を出されることで授業を作るときになかった視点をもらえることだと思います。みんなで1つの授業について考察し、意見を言う人も授業者もお互いに成長できることだと思います。
後輩や、同級生、現場の先生、大学の教授の先生が参加することで、様々な視点からの意見が出されることもいいことだと思います。
1日みっちりと行ったので、全員疲れたと言っていますが、いい1日だったとも言っています。
全員やってよかったといえているので、それが一番だったと思います。
さ、また明日からがんばっていきます。